きりんの色々感想ブログ

色々と多趣味なわたくしの感想ブログ。アニメ、小説、宝塚、映画または野球まで気になったものを書きます。

「おかえり、南星バス」感想

 

長距離バスが舞台って珍しい!

表紙買いしました🤗

大当たり!

*1

 

主人公はバスの運転手で元ホストの陣。

年下でクールな鳴瀬と組んで仕事をしている。

(バディっていい…!)

 

仕事を通じて出会う人達との物語で、I話に出てくる我儘なお客なんてアルアル。

陣は所謂お節介で、困っている人は見過ごせない。しかし、時にそれがいきすぎてしまって問題になる。職務上それはどうなんだ?と鳴瀬にも言われてしまう。

よかれと思った事が思わぬトラブルを呼ぶ…

アルアルだよね。

働いていると、お客様の為にやってあげたいけれど、線引きはキッチリしないといけないことだらけ。

6話なんかは、認知症のお婆さんが出てくる。

仕事帰りにバスに間に合わなくて困っているお婆さんを見かけ、背負ってバス乗り場まで連れて行く陣だが、実はそのお婆さんは認知症で支援が必要。

後日、息子さんが怒鳴り込んでくる展開。

わからん、わからんよ。

チケットはお婆さんが自分で購入、自己紹介カードも自分で仕舞い込んでいたらね。

んんーー!!

これで怒られたり、周りから余計な事すんなと疎まれたりするのか。まぁ、実際はそうですよね。

結局、息子さんも精神的に追い詰められていて、陣のお節介で助かるのだけれど、陣がお節介を焼いてしまうのもどうやら過去に何かあるみたい。2巻以降でそこまで描かれるのだろうか。

鳴瀬も色々事情があるみたい。

 

ところで、作者は富山出身なのだろうか。

というのも、陣たちが乗車する路線が富山便なのである。

作中でSAのご当地メニューとかも描かれているので、SAに行きたくなるのです。

私はSAが出てくる度に停車しますが、やっぱり麺類とスィーツは欠かせないよな!と思ったり。次巻も楽しみです。

*1:11/13現在、まんがparkで読めます