◾️劇場版だと?本当?
劇場版ガンダムSEEDが公開する。
初めてその情報を知った時思った事といえば、「本当かよ」だった。
だって、約20年である。
当時、若かった私も立派な大人にはなっていないが年齢だけは大人である。
そうか…公開するのか。楽しみ。絶対休みを取って初日行くと誓った。
大人になった私は、有給休暇を取らないと映画に行けなくなっていた。
学生のころが懐かしい。
◾️気になる事
それはそうと、気になる事がある。
何というか、当時はカガリはやっぱり身を引くのかなと思ってハラハラしながら見ていたし(立場的に)、でもやっぱりアスランは諦めて無さそうだしで、結局どうなる?って最終話まで観て「あれ?」ってなった事を覚えている。
大人になってから運命を観ると、やはりカガリには後ろ盾が居なくて厳しい事がよくわかるし、理想論だけでは世の中無理なのだ。
カガリは、為政者としては感情的だし、力がない。
何も出来ずに焦るアスランの気持ちもわかる。
アスランも後ろ盾がないのは同じ。
そこを突いてくる議長…やはり、当時から苦手なんだが今でも苦手だ…何か本能的に怖い。
シンがカガリに対してキツいのも、「まぁ、仕方ないよな」くらいに思えるようになってしまったし、そもそもシンとカガリは立場が全く違う。立場が違えば、見えているものも責任も違うよね。これは、当時はわからなかった。
この展開は、カガリとアスランの成長には必要不可欠なのだろうと今なら思うが、まぁ当時は私も若く、観てる方はキツいもんはキツい。
特に結婚式の辺りからオーブに戻るまで(殆どじゃん)
私は、ユウナが生理的に無理ってやつで、今見直すと尚のこと無理だった。
カガリに触らないでよね。きぃぃ。
それでも最終的にアスランは、カガリのもとへ戻ってきたし、おぉやっぱりこうだよねって思っていたら、最終話まで何も描写がない。
まぁ、みなさん「?」になるのは仕方ないよね。
だって、リアルタイムに観ていた時は私たちも若かったんだもの。
この2人に関しては、劇場版で消化出来ましたし、2人とも大人になったなー!と近所のおばさんポジションで私は感慨もひとしお。
特にカガリは、凄く成長している…立派になった…本音と建前使いわけるカガリ…大人だし、政治家だ。キラが責められた時、声を荒げる訳だが「やっちまったー」なところがまだまだなんだけれど。大事な家族を責められて、黙ってられるかってのがカガリだ。好き。
アスランは、アカツキ島の秘密基地のシーンで「ザラ一佐」って呼び出しかかるじゃないですか。あそこで、あぁ…アスランの居場所はオーブなんだ。今まで頑張ってきたんだなぁと近所のおばさんポジションの私は泣いた。
◾️レイには生きていて欲しかったな…
改めて運命を観ると、これで終わり??とやはり思わずにはいられない。
後でエピソードが追加されたとはいえ、さすがにあれは…打ち切りマンガじゃないんだから、まとめて下さいよと。
劇場版公開前にスペシャルエディションを映画館で観たりしたけれど、大人になってから観るとレイの最後あれでいいのか?何故、ギルとタリアの心中に巻き込む必要があるのだろう。
短い命だろうけど、生きろと言うのは大人の役目なのでは?と思ったりもするし、それすら傲慢なのか?とも思ったりする。
こんな事を思うのは、私が歳を食った証拠なのかもしれない。
あの場面にシンが居たら、レイの運命はどうなっていたのだろう。
たらればな事だけれども、考えたりする。
今回の劇場版を観て、シンの隣にレイも居たらなぁと思った事は事実だ。
◾️よく滅びないな、人類よ
相変わらずの世界。ナチュラルとかコーディネーター以前によく人類は滅びないものだ。
地球上で人間が1番害悪だね。
ほんと、皆んな愚か者ですね!
地球を想うA.I統治者なんか出たら人類は皆んな滅びそう(竹宮先生の世界観)
人間というのは感情があるから、厄介。
しかし感情なくして人間と言えるのか?とも思うし、ディステニープランなんて導入されても「お前は用無し残念」って突き付けられて納得できる人間もいるかもしれないが、私は無理だと思う。
能力がない?だから諦めろ?だから何だ?うるさい押し付けるなと思う側です私は。
逆にオルフェが言う様に、決めてもらいたい人もいるとは思う。
だって、楽だし、無駄な努力もしなくていいし、望みが叶わないくらいなら最初からやらない方が失望しなくてもいい。
ただ、今回の話だと力でもって強制なんですよね。ふざけんなですよ。
人には感情があるってこと忘れているのではないかね?って思う。
ただ、オルフェ達は為すべき事を為さねば価値が無いと育てられているのだろうし、見ていてそれは可哀想だよなと感じて、信じていた事が否定されるってのは耐え難いだろうなと。
◾️以下、登場人物について
そんな世界でキラは相変わらず、戦っているのだけど何というか見事なワーカーホリック。
キラは本当に優しいというか、抱え込み過ぎというか…これ見ていて「うわぁぁー」ってなったんですよね。
私も若い頃こんなだったな。
何か1人で仕事抱え込んで、イライラして自分じゃなきゃ無理みたいな。
今考えたら、何て傲慢ヤロウ!なんですけれども。
それを思い出した。
でも、キラにはぶん殴っても止めてくれる友達がいるワケで。昨今て、暴力は如何云々だけれどもアスランみたいにぶん殴ってでも根性叩き直す!みたいな友達って貴重なんだと思う。
キラに「飯食え、休め、ラクスの待つ家に帰れ」なんて言えるのはカガリかアスランだけだろうか?いや、立場的にカガリは難しいのかな?やっぱりアスランだけなのかしら。
今回は、シンが一緒に戦っているのだけれど、劇場版で印象が1番変わった人物じゃないだろうか。
本来、シンは素直でいい子だったんだろう。
それが今回の劇場版で見れて嬉しい。
キラに懐くシン、モグモグしているシン、だけどアスランには噛み付くシン。
アスランとは相変わらずって感じだけれど、お互い別に嫌ってはいないのだろう。ただ、相性が悪いだけで…。
ディステニーを見て目を輝かすシンを見ているアスランの目は優しかったですしね。
ただ、アスランは説教くさいので…やはり、うるさーいって思いますわな。
カガリとも和解しているという事なので、そこも見たかった。
そこは、本来運命で観たかった部分なのですが、尺が足りなかったのか何なのか。
大事な部分じゃないの。
そして、アスラン。
破廉恥な妄想含め、色々とカッコよかったわ。
メイリンと一緒に働いてるようだが、メイリンは絶対カガリの命を受けてお目付け役をしていると思う。
何というか、勝手に惚れられて、勝手に振られているアスランはいると思うが、アスラン本人はカガリしか見ていないから気にもとめてないのだろう。
もうね、アスラン、お主の気持ちは、よーーくわかった。
劇場版までの間にカガリと何があったか教えてくれ。無粋だろうか。
オタクは知りたいものなんだ。
ただ、それだけだ。
破廉恥な妄想もあれだが、エンディングのアスカガにビックリした。
ありがとうございました。
まず、あの作画がいい。(アスランの髪の分け目は逆だが)
ハウメアと指輪である。
うわぁぁぁー
ありがとうございました。
そう確信したよ。うん。
良かったな、アスラン。頑張ったんだな。
◾️特典落ち着いてくれよな
上映も地方都市は、そろそろ1日1回なんですけども入場特典がランダムって。
きついわ。
そろそろ落ち着いてください笑
入場特典じゃないですけれど、気づけば世の中アクスタだらけ。
グッズ買わないと思っていたら、1つ買って並べてみたら、あら?これは良い。
アスカガで並べたくなる。
どんどこ増えるアクスタ。
毎日にこにこ眺めている。
まさか、アクスタを並べる事になるとはな。
映画が始まる前には思わなかった事だ。