面白いマンガを購入した。カイニスの金の鳥だ。
多分、明日二巻が発売。女性の立場が今よりも弱い時代に男性と偽って物書きの世界に飛び込む女性の話だ。
19世紀イギリスが舞台。
この時代は、今よりも女性の立場が弱く、主人公リアは幼い頃から小説を読み、そして物語を書いていた。
女の子には、小説が書けるわけ無い。
女の子には、こんな難しい本は無理だよ。
常に否定され続けてきた。
リアは、女性だと相手にされない為、架空のアランという男性名で小説を投稿したところ、小説が認めらそれ出版されることになる。
そしてリアは、男装をしてロンドンの出版社に向かう事から物語は始まる。
今の感覚だと、一体何の根拠が!?となるのだが、この時代の常識はコレが当たり前。
そしてリアの対比として友人のケイティがいるのだが、
彼女が「小説はロマンスが無いと」という台詞を言うのだが
全体的に19世紀の女性の読書事情がわかると更に面白いのかもしれないと思った。
と、いうのもタイミングよく私は、 この本を図書館で借りて読んだのだ。
19世紀のことを書いてあります。
ハーレクインの成り立ちだけでなく、女性がどのようにして読書をする様になったのか等がまとめられている。ハーレクインを読んだことが無い私でも読んで楽しい。
面白いので、改めて後日購入しようと思う。
そういえば、この作品を読んで思い出したのだが「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」で
華優希が演じた役も同じ様な設定だったなと思いだした。
コレだ!
無条件に自分には無理と思わず、取り敢えずやってみろ!と今でもよく言われるし、当時よりも社会的には可能な事が多いのですが結局のところ、行動出来るか出来ないか。
ここが本当に大きいと思ってしまう。