雲神様の箱という小説を購入し読んだ。
この作品は、角川文庫キャラクター文芸というレーベルで出ている。
と、言うか出たばかりだ。
土雲族の少女セイレンは、一族の長の家の生まれだが、双子の妹として生を受けてしまったが故に災いの子と呼ばれ山で生きている。
ある日セイレンは、「山を下りて若き王雄日子の守り人になれ。」と言われ、セイレンは里を追い出される。
双子が不吉だからといって何て理不尽!!憤怒!
山を下りたセイレンは、雄日子の守り人になり次第に大王との戦いに巻き込まれていく…って流れですよ。
若き王ってのがポイントですなぁ。
所謂、定番古代日本ファンタジーだ。
荻原規子の勾玉3部作が好きな人には楽しめる作品だと思う。
懐かしいねぇ・・・
私は、この手の作品の下敷きになっている古事記などの神話は詳しくないので1度きちんと読まないといけない…な。と思いつつ何年も放置するのだから、読むのはいつの日か…
続編がありそうな終わり方をしたので出るのかわからないが、続きが気になる終わり方だ。続編が出る場合、雄日子のキャラクターは、もう少し掘り下げてくれるのだろうか。
でだ、私は宝塚が好きなのだが、この作品をヅカでやる場合主演は誰かな?と妄想してみたところ、暁千星かなぁ?
いや、あくまで、私の主観ですが。古代日本ファンタジーとかを演じる姿、うーん観たい。
この手の話といえば、これだろうか。これ
昨年末にやっと観たのだが、愛憎劇がたまらんねぇ。
雲神様は、もう少しライトだし登場人物の立場も違うのだが、この世界観が好きな人は
楽しめそうな作品だ。
とりあえず続編、出てほしいなぁ。